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CHSH(1) | General Commands Manual | CHSH(1) |
名前¶
chsh - ログインシェルを変更する
書式¶
- chsh
- [-s login_shell] [user]
説明¶
chsh はユーザのログインシェルを変更する。 これによって、ユーザがログインして最初に実行されるコマンドが決まる。 一般ユーザは自分のアカウントのログインシェルのみを変更できる。 スーパーユーザは全てのアカウントのログインシェルを変更できる。
ログインシェルは、 コマンド名が /etc/shells に記載されていればなんでも良い。 スーパーユーザの場合はこの制限はなく、いかなる値でも指定できる。 機能を制限されたログインシェルを用いているアカウントからは、 ログインシェルを変更できないかもしれない。 この理由から、 /bin/rsh は /etc/shells には書かないほうが良い。 誤って機能が制限されたシェルに変更してしまうと、 ログインシェルを元のものに戻せなくなってしまうからである。
-s オプションを指定しなかった場合は、 chsh は対話的に動作する。 ユーザの現在のログインシェルを表示し、新しい値の入力を促す。 設定値を変更するなら新しい値を入力し、 現在の値を使うなら空行のままリターンキーを押せばよい。 現在のシェルは [ ] 記号の間に表示される。
ファイル¶
/etc/passwd -
ユーザアカウント情報
/etc/shells -
指定できるログインシェルのリスト
関連項目¶
著者¶
Julianne Frances Haugh <jockgrrl@ix.netcom.com>